TweenJSを使う
アニメーションを使うには、CreateJS配下のアニメーション用ライブラリ「TweenJS」を使うのがおすすめです。EaselJSとは別のJSファイルになりますので、別途インストールする必要があります。以下よりダウンロードして下さい。
TweenJS | A Javascript library for tweening and animating HTML5 and Javascript properties.
このライブラリはEaselJSの後で読み込む必要がありますので、注意してください。ちなみに僕はこのようなライブラリはDropboxに置いて、jsFiddleから参照しています。
[html]
<script type='text/javascript' src="/easeljs-0.4.2.min.js"></script>
<script type='text/javascript' src="/tweenjs-0.2.0.min.js"></script>
[/html]
それでは早速アニメーションサンプルを見てみましょう。
初めてのアニメーション
ここでは、●が、左に徐々に移動していくだけのアニメーションを実行しています。
[javascript]
var stage = new Stage($("canvas")[0]);
var g = new Graphics();
g.beginFill(Graphics.getRGB(0,0,0)).drawCircle(0,0,10);
var s = new Shape(g);
s.x = $(window).width()/2;
s.y = $(window).height()/2;
stage.addChild(s);
//アニメーションの定義
Tween.get(s).to({x:100},10000);
//アニメーションのフレッシュレート設定
Ticker.setFPS(60);
Ticker.addListener(stage);
[/javascript]
まず、Tweenでアニメーションの定義をしています。10,000ミリ秒をかけて、指定したシェイプレイヤーのx座標を100にしようとしています。
そして、Tickerを使用してフレッシュレートの指定を行っています。この二行を訳すと、「stageに定義されたCanvas領域を毎秒60回再描画する。」という意味になります。setFPSは、その数が多くなるほど、アニメーションが滑らかに。少なくなればパラパラ漫画になります。
ただ、実際に滑らかにしてもブラウザやPCの性能により、PCに負荷をかけたり、カクカクになることが多々ありますので、あまり無茶をしない方がよさげです。