EaselJSでテキストを描画する
テキストの描画
今回はテキストをcanvasに描画してみます。もちろん、描かれるのは「絵」ですので、選択やコピーペーストなどはできません。
テキストを作る
では実際にテキストを表示させます。今回表示させるのは、ド定番中のド定番であるHello Worldです。Textオブジェクトは直接ステージに描画させることができます。円を描画する時と比べて手順が少ないですね。
この辺りはPhotoshopを使ったことがある人は分かりやすいかもしれません。new Text()はPhotoshopで言えばテキストレイヤーを追加する処理で、new Shape()はシェイプレイヤーを追加する処理。シェイプレイヤーにはGraphicsオブジェクトで作成したパスをセットする必要がある。というイメージです。
var stage = new Stage($("canvas")[0]); //Text("表示させる文字列","文字サイズとフォント指定","文字の色") var text = new Text("Hello World!","36px Impact", "#CCC"); //位置調整できる text.x = $(window).width()/2; text.y = $(window).height()/2; //テキストをStageにセット stage.addChild(text); //描画! stage.update();
実行結果
以下が実行結果になります。テキストを画面中央にセットしていますが、微妙にずれていますね。これはテキストの中心点がテキストの左上端(left-top)にあるからです。ここで指定しているのはfont-size、font-family、font-colorのみですが、ほかにも様々な設定が可能です。
また、少々滲みます。これはCanvas上に落とし込んだ時にエイリアスされてしまうので、防ぎようがありません。この辺がラスターデータを扱うCanvasの弱みでしょうか。
ひとまず今回はテキスト描画がテーマですので、今回はこのへんで。